インプラント症例紹介
歯周病により歯を失った70代女性【インプラント症例紹介】|横浜駅西口ミズキデンタルオフィス
『食べることが楽しみになりました』
/70代女性
ミズキデンタルオフィス院長の水木信之です。
当院のブログを読んでいただき有難う御座います!
当院は数多くのインプラント治療の実績があります。
今回は、歯周病により多くの歯を失った70代女性の症例です。
下顎の総入れ歯の不具合に悩みつづけ
Fさんは70代の女性で、歯周病により次々と歯を失ったそうです。
60代前半のころ部分入れ歯を使用していましたが、
数本残っていた歯がグラグラと動くようになり、やむをえず抜歯。
下顎は総入れ歯にしたのですが、その不具合で悩んでいたそうです。
当院に来院され、
「入れ歯で食べづらく困ってます。
硬いものは噛むことができず、食事を味わえないのがとても辛いです。
下顎の総入れ歯が動いて困ります。
下顎にインプラントを入れて、噛めるようになりたいです。
ただインプラント治療は高額と聞いて心配。
あまり費用はかけたくないのですが・・・。」
という相談を受けました。
取り外し式の「オーバーデンチャー」を提案
カウンセリング後に検査を開始しました。
インプラント治療を行う場合、先のことを考慮すると、
清掃がしやすいように、インプラント体の本数が少なく、
取り外しがしやすい「オーバーデンチャー」が適してると考えました。
また「オーバーデンチャー」だと費用が抑えられるという面でも望ましいといえます。
オーバーデンチャーはインプラント体を上顎の場合4~6本以上、
下顎の場合は2本以上埋入し、取り外し式の総入れ歯を支える方法です。
Fさんにオーバーデンチャーの利点や費用面などについて詳しく説明しました。
ご本人も納得し、同意を得ることができました。
そして本格的に治療がスタートしました!
約四カ月に渡る治療スタート
CT撮影用のステントを製作し、口腔内にステントを装着した状態でCT撮影します。
次にステントのみを撮影し、二つのCTデータを重ね合わせしました。
重ね合わせたデータをもとに下顎にインプラント体を埋入するシミュレーションを行い、
サージカルガイドを製作しました。
手術は一回法(※1)で行いました。
下顎にサージカルガイドを装着し、ドリリングでインプラント埋入窩を形成し、
4本のインプラント体を埋入。
ヒーリングアパットメントを装着しました。
インプラント体が顎骨と結合し、上部構造を装着するまでの期間は、
使われていた総入れ歯を使用していただきました。
上顎の残存歯は歯周病のため抜歯して無菌顎となり、総入れ歯を製作。
手術から四ヵ月後に、
4本のインプラント体をバーで連結した取りはずし式のオーバーデンチャーを装着。
※1「一回法」とは?
外科手術が一回のみで行われます。
歯肉の切開の回数が一度だけなので、患者さんへの負担が軽い方法です。
硬いものを食べれるように
オーバーデンチャーを装着後、Fさんに食べ物を噛んでいただきました。
Fさんは「入れ歯のようなぐらつきもなく、しっかり噛めます」と言ってました。
その後は定期健診に通っており、
インプラントによるオーバーデンチャーに満足してるそうです。
「たくわんやお煎餅など硬いものもバリバリ噛むことができ、
食べる事が更に楽しみになりました。」
当院では毎月インプラント無料講演会を開催しております。
無料講演会の過去のレポート記事を掲載します。
参考にご覧ください。
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