インプラント
インプラント治療よくある質問②|横浜駅西口4分ミズキデンタルオフィス
患者さんからよくあるインプラント治療の質問②
こんにちは!!
ミズキデンタルオフィス院長の水木信之です。
インプラント治療についてよくいただく質問をまとめました。
前回の続きになります。
Q:
インプラントがダメになる原因は何でしょうか?
A:
インブラント治療に対するリスクファクター(危険因子)としては、
次のようなものがあります。
全身的な疾患がある場合についてですが。
手術中に合併症を招く危険性があり、術後手術の傷痕に治癒不全が生じます。
それによりインプラント体が骨と結合されずに脱落してしまうこともあります。
歯ざしりで過大な力がインプラントにかかった場合、
上部構造やインプラント体が破損するリスクもあります。
歯周病原細菌の感染により炎症が
インプラントを支える粘膜のみならず歯槽骨にまで及んだ場合。
インプラントが抜け落ちてしまうことがあります。
これをインプラント周囲炎とも呼びます。
これらのトラブルは、修理が可能な場合もありますし、
修理が困難で除去しなければならないこともあります。
骨の状態が回復すれば、再手術が可能な場合もあります。
専門的な診断・治療が必要になりますので、
インプラント術後にトラブルに気づいたら、
すぐに歯科医院で治療を受けてください。
Q:
喫煙はインプラント治療に悪影響を及ぼすと聞きますが、なぜですか?
A:
喫煙はたばこに含まれるニコチンが血管を収縮させます。
血流が悪くなり、骨や周辺組織への酸素や栄養の供給が不十分になってしまいます。
そのため顎骨とインプラント体が結合しにくくなり、
非喫煙者に比べてインプラント治療の成功率が低いと言われてます。
また、喫煙者に細菌感染が起こりやすく、
インプラント周囲炎や歯周病になるリスクが高くなるとも報告されてます。
喫煙者でインブラント治療を希望される方は、
禁煙するか、本数を減らす必要があります。
インプラント手術する場合は、手術前後三週間は禁煙していただいてます。
喫煙はインプラント治療のみならず、全身への悪影響がわかっていますので、
この機会に禁煙していただくのはいかがでしょうか?
Q:
ィンプラントを長持ちさせるためには、どうしたら?
A:
治療後の定期的なメンテナンスをきちんと行い、
インプラント周囲炎を防ぐことがとても大事です。
ブラシやデンタルフロスなどのグッズを使用して正しく歯磨きを行い、
歯科医院で定期的なメンテナンスを受けることが必要です。
歯肉の腫れや出血などの症状が見られたら、
早めに治療を受けるようにしてください。
インプラント周囲炎の早期発見・早期治療がインプラントを長持ちさせる秘訣です。
歯ぎしりの強い方は、歯科医師に相談することをお勧めします。
対処法として就寝中にマウスピースを装着する場合もあります。
Q:
インプラント治療は健康保険は適用されますか?
A:
保険診療は、悪くなった歯を一定の費用で、
噛めるようにすることを目的とした治療です。
見た目や噛む機能の向上を目的としたインプラント治療では、
残念ながら保険診療の適用外であり、
基本的に自由(保険外)診療です。
平成24年4月より、
がんなどの病気や外傷などによって広範囲に顎の骨を失ってしまった場合、
厚生労働省が定めた条件を満たせば、
インプラントブリッジ治療が健康保険が適用されます。
ただし、適用となる対象は非常に限られており、
医療機関も大学病院などに限られてます。
無料講演会の過去のレポート記事を掲載します。
参考にご覧ください。
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