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【全身の筋力が衰える?口腔機能低下症とは?】|横浜駅西口徒歩5分
こんな症状ありませんか?
(1)食べ物が口に残るようになった
(2)固い物が食べにくくなった
(3)食事の時間が長くなった
(4)食事の時にむせるようになった
(5)薬を飲み込みにくくなった
(6)口の中が乾くようになった
(7)食べこぼしをするようになった
(8)滑舌が悪くなった
(9)口の中が汚れている
当てはまるものありましたか?
~この記事の目次~
口腔機能低下症とは?
口腔機能低下症になる原因は?
口腔機能低下症にならない方法は?
口腔機能低下症の検査方法とケアについて
口腔機能低下症とは?
口腔内の微生物の増加,口腔乾燥,咬合力の低下,舌や口唇の運動機能の低下,舌の筋力低下,咀嚼や嚥下
機能の低下など複数の口腔機能が低下していく症状です。
口腔機能低下症になる原因は?
加齢だけでなく,疾患や障害など様々な要因によって,口腔の機能が複合的に低下している疾患。
放置しておくと咀嚼機能不全,摂食嚥下障害となって全身的な健康を損なう。
高齢者においては,う蝕や歯周病,義歯不適合などの口腔の要因に加えて,加齢や全身疾患によっても口腔機能が低下しやすく,また,低栄養や廃用,薬剤の副作用等によっても修飾されて複雑な病態を呈することが多いとも言われてます。
全身状態を見据えて口腔機能を適切に管理する必要です。
口腔機能低下症にならない方法は?
①噛みごたえのある食材を取り入れましょう
②ゆっくりと時間をかけて食事してください
③食べるときの一口量を減らす
④むせやすいときはとろみをつける
⑤口の中を常に清潔に保つ
⑥日常からよく話をするなど、積極的に口を動かす様に心がけましょう
⑦定期的に歯科医院で検診を受けてください
⑧歯が痛くて食べられない、歯の欠損がある場合は直ぐに歯科医院へ
口腔機能低下症の検査方法とケアについて
検査は7つの項目で行います。
それぞれのケアについてもお伝えします。
(1)口腔不潔
舌苔の付着検査を行います。
- 1日2回以上、夜寝る前にも歯磨きをしましょう。
- 舌の汚れも落としましょう。
- 歯間ブラシ、フロスも併用するといいです。
- うがいを行いましょう。
- 入れ歯をお持ちの方は入れ歯の汚れを落としましょう。
(2)口腔乾燥
唾液量を測定し、口腔乾燥の状態を測定。
- お口をよく動かしましょう。
- 水分をこまめに摂りましょう。
- 唾液腺マッサージを行いましょう。
- お口専用の保湿剤を使用する事をオススメします。
(3)咬合力
機能している歯の本数を数えます。
- むし歯や歯周病があれば治療し、咬み合わせを治しましょう。
- 歯ごたえのあるもの(スルメイカ、干し芋など)を食べましょう。
- 入れ歯をお持ちの方は咬み合わせがあっているか歯科医院で確認、調整しましょう。
- 咬む筋力を鍛えましょう。
(4)舌口唇運動機能
「パ」「タ」「カ」を発音して舌と口唇の運動機能を測定します。
- お話しする機会を増やしましょう。
- 早口言葉や滑舌の練習を行いましょう。
- 舌や唇をしっかり大きく動かしましょう。
- 専用器具や楽器などを使用し、唇や頬の力を鍛える運動を行いましょう。
(5)舌圧
専用の機械で「舌圧」を測定します。
- 舌をよく動かすように心がけてみましょう。
- 舌を口の中ではじいて、ポンと音を鳴らしてみましょう。
- 舌で左右の頬を内側から押して、舌の筋力を鍛える運動も行いましょう。
- 舌の筋力を鍛える専用訓練器具を使って、筋力を鍛える方法もあります。
(6)咀嚼機能
グミゼリーを噛んでいただき、溶け出たグルコースの値を測定し、測定いたします。
- むし歯や歯周病などがあれば治療し、咀嚼機能を改善しましょう。
- 食事の際は1口に20~30回咬んで食べる様に意識しましょう。
- お近くの歯科医院で食べ方指導や咀嚼機能のトレーニングを受けましょう。
(7)嚥下機能
飲み込みの機能を調べる問診票を記入していただきます。
- 飲み込み力の検査を受けましょう。
- 飲み込みの力を鍛えましょう。
- 呼吸訓練などを行い、呼吸の力を鍛えましょう。
検査の所要時間はおよそ30~40分程度で終了します。
※健康保険適用
詳しくは『日本歯科医学会 口腔機能低下症に関する基本的な考え方』も併せてご覧ください。
🌻当院歯科衛生士スタッフKのアドバイス🌻
よく噛むことは認知症予防にも繋がります。
飲み込み(嚥下機能)が悪いと誤嚥性肺炎のリスクが高まりますので、そういった疾患予防のためにもよく噛むこと、日頃からお口の動きを意識することはじぶんの健康寿命を伸ばすことができると言われてます。
ミズキデンタルオフィスでは、定期メンテナンスの中で口腔機能検査を行っており、その結果を踏まえて、患者さん一人ひとりに適したアドバイスをさせていただいています。
50歳以上の方が対象で、保険適用となっておりますのでぜひ今の自分の口腔機能をチェックしてみてはいかがでしょうか?
お口の中の衛生環境を整えることはもちろんですが、お口の周りを支える筋肉や、飲み込む力(嚥下機能)も日頃から意識して生活することが大切です。
普段の会話や、食事のタイミングから意識することを心掛けてみてください。
マスクをして生活しているとついつい表情が乏しくなってしまいがちですので、お口の周りをしっかり動かして表情を作ることもトレーニングのひとつになります!
お口の中が乾燥してしまうと、歯周病・虫歯にもつながりますので、常に潤わせるために水分を摂ること、ガムやグミを噛むようにしてみましょう!
ご希望の方、詳しくお話しを聞いてみたい方はお気軽にスタッフまでお申し付けください。
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