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虫歯と歯周病の違いってなに・・・？

歯医者さんに行ってよく聞くのが虫歯と歯周病。どちらもよく耳にしますが一体どんな違いがあると思いますか？

そもそも歯周病と虫歯が起こる原因としてはどちらも歯垢の中に潜む細菌が関係している点は共通しているものの、原因となる細菌の種類は全くの別物です。

虫歯は「歯」に起こる病気

歯周病は「歯茎や骨」に起こる病気

 

虫歯は、食べ物や飲み物などの糖分が口の中に残っているとそれを栄養分にして虫歯菌が酸を生み出します。黒くなってきたり痛みが生じてきたり、この酸によって歯が溶かされているのです。そして穴が開いた状態を虫歯と言います。
虫歯が進行してくると神経にまで到達してしまい強い痛みを伴うことも少なくありません。

一方で歯周病は、歯周病菌が原因で歯の周りにある歯茎や骨が炎症を起こし、壊されていく病気です。痛みを感じにくいので、知らないうちに症状が進行していることが多いです。
歯には特に影響を与えないことも特徴のひとつです。

 

歯ぎしりや噛み合わせの悪さは歯の根元や歯を支える骨に負担をかけてしまうため、歯周病を悪化させると言われています。

 

歯周病は、歯肉や骨に影響を与えるだけではなく近年では、糖尿病や心臓・血管の病気、誤嚥性肺炎など、全身の病気を発症する危険因子になることが指摘されています。

治療法は？

虫歯の場合

患部の歯を削って詰め物で処置することがほとんどです。虫歯が進行している場合は削る範囲が広くなること、
さらに神経まで達してしまっている虫歯に関しては根管治療が必要です。
重症化した虫歯は歯を残すことが出来ず抜歯しなければならない場合もあります。

歯周病の場合

基本的には口の中を清潔にする、お掃除になってきます。
毎日のブラッシングでは歯はもちろん歯と歯茎の間を丁寧にブラッシングすることが大切です。また、歯科衛生士によって行われるPMTCもとても重要になってきます。
重症化した歯周病の場合は虫歯同様に抜歯しなければならない場合もあります。

どちらも予防方法には日々の歯磨きがとても重要です。
そして医院で行う定期検診、PMTCもとても重要です。

正しく歯磨きを行い健康な歯をつくっていきましょう！！

 

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