
【インプラントがダメになる原因は何でしょうか?~前編~】
インプラント治療に対するリスクファクター(危険因子)としては、全身的疾患(高血圧症、心疾患、糖尿病、脳血管障害、骨粗鬆症など)があげられます。手術中に合併症を招く危険性があり、術後手術創部の治癒不全が生じ、インプラント体が骨と結合されずに脱落してしまうことがあります。
納得のいく治療を受けるために知っておきたいインプラント~歯を失って悩んでいるあなたのための、インプラント情報ブログ~
インプラント治療に対するリスクファクター(危険因子)としては、全身的疾患(高血圧症、心疾患、糖尿病、脳血管障害、骨粗鬆症など)があげられます。手術中に合併症を招く危険性があり、術後手術創部の治癒不全が生じ、インプラント体が骨と結合されずに脱落してしまうことがあります。
近年のインプラントは骨と結合しやすい分、歯周病菌も付着しやすいことが分かってきています。歯周病菌がインプラント周囲で増殖すると、その付近の骨を溶かしていきます。
インプラントと骨の結合を高めることと、インプラント周囲炎の予防が大切です。 インプラントを長持ちさせるためには、インプラント埋入手術の際に骨との結合をできるだけ強めることが重要です。
「オールオンフォー(All on 4)」とは上下、或いは上下両方に歯が1本も無い人用に開発されたインプラントです。 通常は1列全部にインプラントを入れるためには8~12本のインプラントを埋め込む必要がありますが、オールオンフォーの場合は全体に掛かる力を計算して4本で支えています。
インプラントはブリッジのように他の歯を利用する必要が無いので、全く歯がない状態の人でもインプラント治療は可能です。 ただ、歯を失ってから時間が経ってしまった場合には、骨が痩せてインプラントを埋める骨を確保できないこともあるので、その場合にはサイナスリフト(上顎洞拳上術)など骨を移植して増やす手術をしてからインプラントを埋め込みます。