【インプラントは一生持ちますか?】

【インプラントは一生持ちますか?】

チタン製インプラントの創始者であるプローネマルク教授(スウェーデン)が1例目のインプラント埋入手術を行ったのは1965年のことです。手術1例目の患者が41年後に亡くなるまでインプラントは持ちました。 ただし、臨床応用されてからまだ日が浅いため証拠を積み上げている段階なので、証拠もなく「一生持ちます!」と言う歯科医師には注意した方が良いです。一般に10年間の残存率では上下顎共に90%以上というデータも出ています。

【手術は2回やると聞きました。1回で済む方法はありませんか?】

【手術は2回やると聞きました。1回で済む方法はありませんか?】

手術ではインプラント体を歯茎に埋め込んだ後に感染を防ぐために歯茎を縫うので、治癒期間は歯茎の中にインプラント体が完全に埋まった状態になります。 インプラント体と骨がしっかりと結合するまでに3~6か月間の期間が必要とされています。 3~6ヶ月後には歯茎を切開してインプラントの頭を出して、人工歯冠のためのアバットメントという土台がを連結する2回目のオペを行います。

【上の歯と下の歯で治療期間は変わりますか?】

【上の歯と下の歯で治療期間は変わりますか?】

人間の上顎の骨はやや柔らかく出来ており、下顎は逆に硬く出来ています。 そのため下顎にインプラント体を埋め込んだ場合には2~3ヶ月ほどで骨と結合しますが、上顎の場合は早くても4ヶ月、遅いと半年は掛かります。 インプラント治療全体での治療期間は、2回法で行った場合は下の歯で3~7ヶ月、上の歯で6~10ヶ月必要です。

【手術時間はどれくらいですか?入院は必要ですか?】

【手術時間はどれくらいですか?入院は必要ですか?】

インプラント埋入手術は何時間も掛かるほど大がかりなものではありません。 手術時間は歯科医師の技術やスタッフの人数によって変わってきますが、手術自体はインプラント体を埋入する手術であれば1本約15分、3本でも20~30分ほどです。 手術前に口の中の消毒と感染対策の処置をするために30~40分ほど掛かりますが、手術後のレントゲン撮影や経過観察などの時間を含めると、来院から帰宅まで3時間ほどです。

【インプラント治療終了後も通院しないとダメですか?】

【インプラント治療終了後も通院しないとダメですか?】

人工歯が付けられると、数ヶ月に及んだインプラント治療もひと段落ですが、その後も年に1~2回は定期健診へ通うことになります。 定期健診では、口の中の清掃や歯周病チェック、自覚症状が現れにくいインプラントの異常の発見の他に、噛み合わせの確認をします。 残った天然歯は加齢とともにすり減っていきますが、インプラントは天然歯よりも硬くてすり減りが少ないので、噛み合わせがずれてしまうことがあります。 噛み合わせがずれたまま放置していると、天然歯やあごの筋肉を痛めてしまいます。

【インプラントで医療事故があると聞きました】

【インプラントで医療事故があると聞きました】

インプラント埋入手術にはリスクがあることも忘れてはいけません。 手術の成功率は95%以上と非常に高い数値ですが、その裏で泣いている患者さんもいらっしゃいます。 インプラント埋入手術の中でも多いのが、手術の際に下顎の中を通る神経に傷をつけてしまい、唇が麻痺してしまうケースです。 また、上顎の骨が足りていない状態で手術をして上顎洞という空洞をインプラント体が突き抜ける事故がありました。

【日ごろのお手入れはどうすれば良いですか?】

【日ごろのお手入れはどうすれば良いですか?】

インプラントを長持ちさせるためには丁寧な歯磨きを心がけましょう。 しかし、インプラントは歯と歯茎の境目あたりの根元の部分がくびれている構造になっており、天然歯と同様に汚れが溜まりやすくなります。やわらかい歯ブラシで丁寧に磨いて汚れを落とすだけでなく、歯ブラシの届きにくい歯と歯の間をスーパーフロスで掃除をしましょう。

【手術当日はどう過ごせば良いですか?】

【手術当日はどう過ごせば良いですか?】

通常のインプラント埋入手術であれば、手術当日から普段通りの生活をして頂いても構いませんが、手術をした場所には血のかたまりが出来て骨を覆い、傷口の治りや骨の再生を早めてくれます。うがいをするときは傷を刺激しないように軽めに行ってください。 また、手術当日は激しい運動をされたりお酒を飲んだり熱いお風呂に長時間浸かりますと、血行が良くなって傷口から出血してしまいますので控えるようにして下さい。お風呂もシャワーを浴びる程度でお願いします。

【喫煙はインプラントに良くないですか?】

【喫煙はインプラントに良くないですか?】

喫煙者は非喫煙者に比べて歯周病になる危険性が高いです。 外科手術であごの骨にインプラントを埋め込むのも同様で、タバコに含まれるニコチンがあごの骨や歯ぐきにある細い血管を収縮させることによって、十分な血流が届かなくなってしまい、骨の再生や傷の治りが妨げられます。 また喫煙者のインプラント埋入手術の成功率は非喫煙者に比べて10%程度低くなっています。 どうしても禁煙が難しい場合には、インプラント埋入手術前後の3週間は禁煙してもらっています。